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2014.06.03

マクニカ、Cyclone V GX搭載I/O拡張ベースボード「Nitro (ニトロ)」を開発、Mpressionとして販売開始

拡張コネクタ3基、I/O 246本*1、放送・FA機器等で多接続のデザイン評価/検証に最適

 

株式会社マクニカ(神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:中島潔、以下マクニカ) は、このたび、アルテラ社Cyclone® V GX FPGAを搭載した、3つの拡張コネクタ(HSMC*2) 対応のI/O拡張ベースボード「Nitro (ニトロ)」を開発、2014年6月中旬より販売開始することを発表します。

Nitroボードは、最小限のシステムコストで低消費電力かつ最適な性能が実現可能なCyclone V GX FPGAの設計・検証を支援するプラットフォームです。国内ではアルテラを扱うマクニカグループの株式会社アルティマおよび株式会社エルセナで販売し、順次マクニカオンラインストアにても取り扱いを予定しています。

近年、電子機器の開発において、市場では製品の多様化に加えて開発期間の短縮、仕様変更などへの柔軟な対応が求められており、設計者はそれらに合わせたプラットフォーム開発に従事しています。この様な環境下で、FPGA の持つI/Oやロジックの柔軟性が今まで以上に注目され、プラットフォーム開発の中心的な役割を果たす機会が多くなっています。

今回マクニカが提供するNitroボードは、DDR3メモリとクロックIC以外のほとんどのI/Oを、3つの拡張コネクタHSMC*2を通じて、既存の拡張カードや製品差別化のために開発した新規拡張カードに接続できる画期的なボードです。(図1参照) たとえば、3つの拡張コネクタの組合せにより、DDR3メモリをフレームバッファとして使用し、HDMI、DVI、SDI、DisplayPort、V-By-One® 等、各種ビデオストリームフォーマットの相互変換や、ビデオストリームをPCI ExpressやEthernet、USB3.0等への高速パケットデータ変換及びスイッチング等の実現があげられます。

また、Nitroボードと拡張カードは容易に脱着ができ、新たな拡張カードを接続することで、全く別の開発プラットフォームへの転用が可能なだけでなく、仕様変更の際や新しいインタフェースへの対応時に、新たに基板全体を開発することが不要となり、基板開発工数、基板製造コストを飛躍的に削減することができます。

マクニカはNitroボードをマクニカグループ総合技術ブランドMpression (エムプレッション) のソリューションとして、日本国内に限らず、北米・中国・台湾・ASEAN 諸国で各海外子会社より販売予定です。www.m-pression.com/ja/solutions/boards/nitro-board

なお、Nitroボードは、2014年6月11日よりパシフィコ横浜で開催される『画像センシング展2014』のアルティマブース(ブース番号:44)において動作展示を行います。 (http://www.adcom-media.co.jp/iss/)

「Nitro」概要

型式

ALTNITROC5GX

FPGA:

Cyclone V GX FPGA (5CGXFC9D6F31C7N)

インタフェース

HSMCコネクタx 3

メモリ

DDR3-600 64bit x 1, DDR3-600 32bit x 1, アルテラConfiguration ROM (EPCQ256SI16N)

その他

リニアテクノロジ「PSM」電源管理制御機構に対応*3

JTEG, LED x 4, DIPスイッチ, Pushスイッチ, 外部クロック用SMAコネクタx2対

提供物

Nitroボード, ACアダプタ, リファレンスデザイン, マニュアル, 回路図

発売時期

受注開始2014年6月10日 出荷開始2014年7月10日

図1) Nitroを使ったI/O拡張の例

図2) Nitroボード外観

*1:I/O 246本

コネクタあたり汎用I/Oは82本、3基合計で246本搭載し、3基のうち2基のコネクタは、LVDS信号も可能。上記のほか、汎用I/Oの他に4chずつ(計16本) の送受信可能な高速トランシーバを搭載

*2:HSMC (High Speed Mezzanine Card)

アルテラ社の評価ボードに搭載されている高速転送可能な拡張インタフェース

*3:PSM

オプションのSB to I2C/SMBus/PMBus Controller (DC1613)が必要となります

マクニカについて

 マクニカは1972 年の設立以来、エレクトロニクスおよび情報通信の領域で、半導体やネットワーク関連機器などを企画開発、販売する技術商社&ソリューションプロバイダーです。最先端のエレクトロニクス商品を数多く取り揃え、常に先進の技術や知識をより高い付加価値とともに提供しています。また、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉え、独自のきめ細かいサービス&サポートを確立し、商品の設計や開発を支援しています。当社は、東京取引証券所市場第一部に上場し、横浜に本社を構え、香港、上海、台湾、シンガポール、韓国、タイ、アメリカ、ドイツに現地法人を有しています。詳細はWebサイト( http://www.macnica.co.jp/ )をご覧ください。

Mpressionについて

 「Mpression(エムプレッション)」は、マクニカグループ各社が国ごとに開発・サポートしてきた、ソフトウェア、プラットフォーム、評価ボードなどを結集した総合的な技術ソリューションです。経験豊富なグループ各社の技術者のノウハウを詰め込んだ、より高度で、すぐに使えるシステムレベル・ソリューションとして、お客様の導入の期間短縮と、製品価値の最大化を図っていきます。また、国内のみならず、グループ各社を通じて、中国、アジア、欧米など、国や地域を問わずワンストップで提案・サポートしていきます。Mpressionに関する詳細はWebサイト( http://www.m-pression.com/ )をご覧ください。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

http://www.m-pression.com/ja/contact

メディアコンタクト:TEL.045-470-9851 (株)マクニカ 経営戦略部 広報企画課 宮原
製品コンタクト:TEL.045-470-9838 (株)マクニカ 戦略技術本部 Mpression推進部 長島