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Odyssey Solutions FAQ

はじめに

このページでは、Odysseyキットのオペレーションにまつわる様々な質問・疑問に対する回答がリストされています。また他のリソースへのリンクなども収納されています。

Odyssey FAQs - 回答は該当の質問をクリックすると表示します。

Q: 複数のOdysseyキットを持っているのですが、起動してもアプリからは1台しか見えません。なぜですか?

Q: コンソールメニューモードにはどのようにしたら入りますか?

Q: 私のTera Termではなぜメニューが正しく表示されないのでしょうか?

Q: 新しいPersonalityをあるメモリスロットにダウンロードする前に既存のPersonalityは消去する必要がありますか?

Q: Tera Termの"send file"メニューを使ってファイルをロードするとコンソールメニューが固まるのはなぜでしょう?

Q: コンソールメニューを使い終わっているのにセンサーボードのLEDが点灯したままなのでしょうか?

Q: アプリのPersonality Listで表示しているのがPersonalityの名前ではなく番号なのはなぜでしょうか?

Q: アプリのPersonality Listで表示されるのが00 00 00 00 のみ、もしくは実際入ってるはずより少ないPersonalityしかないのでしょうか?

Q: 私のFPGAベースのPersonalityのボタンがロード後少しの間動かないのはなぜでしょうか?

Q: FPGAをプログラムするのにはどれぐらいの時間がかかりますか?

Q: OdysseyキットのPersonalityスロット11から15にMAX 10 FPGAのデザインを登録できないのはなぜでしょうか?実際登録してみるとゴミデータが見えます。

Q: USB BlasterをJTAGヘッダに接続しているとPersonalityがうまくボードにロードされないのはなぜでしょう?

Q: FPGAを使うPersonalityを選択した後センサーボードのLEDが点滅しているのはなぜでしょう?

Q: FPGAのプログラミングファイルを含むPersonalityファイルを作成する方法は?

Q: FPGAのSOFもしくはPOFファイルをJBCファイルに変換する方法は?

Q: Odysseyキットに含まれるMAX 10ボードを単体のFPGA開発キットとして使用できますか?

Q: Odysseyキットの2つのボードを着脱するにはどうしたらいいですか?

Q: キットに使用されているスペーサー、ワッシャーなどのなくしやすい部品はどこで購入できますか?

Q: Odyssey MAX10キットはArduinoボードと互換性はありますか?

Q: Mpression Odyssey Utilityサイトにアップロードするデータはセキュアでしょうか?企業秘密にかかわるデータはアップロードすべきではないでしょうか?

Q: 一度不揮発性のファイル(POF)をOdysseyキットにプログラムした後、電源を入れるたびにそのファイルが立ち上がらないように消去するにはどうしたらいいでしょうか?

Q: 約100秒でMAX10 FPGAのデザインが突然消去されたように動作しなくなりました。何が起きているのでしょうか?

 

Questions with Answers

Q: 複数のOdysseyキットを持っているのですが、起動してもアプリからは1台しか見えません。なぜですか?

A: Odysseyキットは出荷時に全て同じBluetooth MACアドレスがプログラムされています。よってアドレスを書き換えない限り一度に1つのキットとしか通信ができない状態が続きます。キットのアドレスを変更する方法についてはユーザーガイドを参照ください。

Q: コンソールメニューモードにはどのようにしたら入りますか?

A: キットとPCをUSBケーブルで接続してください。MAX10 FPGAボードを使用している場合はプッシュボタンS3(M10と表記)を短く押してください。Sensorボードとバッテリボードの組み合わせで使用している場合はバッテリボードのプッシュボタンS1(バッテリホルダのそば)を短く押してください。ボタン押下後メニューモードに入りSensorボードのLEDが点灯します。PCでユーザーマニュアルに記載の設定WindowsベースのTera Termを起動しコンソールを立ち上げてください。

Q: 私のTera Termではなぜメニューが正しく表示されないのでしょうか?

A: まずPCのCOMの設定がTera Termの設定メニューで正しく設定されている必要があります。多くの場合デフォルトの設定ではOdysseyキットのメニューモードを動作させるには正しくない設定になっています。下記の手順でPCでデバイスマネージャを確認しTera Termを正しく設定してください。

Setupメニュー -> Terminal -> 右上の"New-line"ボックスのプルダウン: Receive=LFもしくはAUTO、Transmit=CRを選択、OKを押す。この設定を保存するにはSetupメニュー -> Save setupを選択。場合によっては設定を保存する前にINIファイルのバックアップを取っておいてもいいでしょう。詳細はユーザーマニュアルを参照ください。

ユーザの手動による設定の他、こちらで用意したTera Term初期化ファイル(.ini)を使用し設定する方法もあります。この.iniファイルはTera Termの実行ファイルttermpro.exeが収納されているインストールフォルダにあります(多くの場合 C:\Program Files (x86)\teraterm)。Odyssey用の.iniファイルはOdysseyソフトウェアダウンロードページより直接ダウンロードできます。ダウンロードしたファイルと元のファイルを入れ替えることで設定が完了します。(元のファイルは別の場所に移動しバックアップとする)

Q: 新しいPersonalityをあるメモリスロットにダウンロードする前に既存のPersonalityは消去する必要がありますか?

A: はいその通りです。

Q: Tera Termの"send file"メニューを使ってファイルをロードするとコンソールメニューが固まるのはなぜでしょう?

A: ファイル(Personalityファイル、FPGA JBCファイル)をロードするメニューを実行する際にはポップアップメニューで必ず「binary」チェックボックスにチェックを入れる必要があります。チェックが入っていない状態でsend fileを実行すると命令が正しく実行されずTera Termがハングアップします。再度ファイルを同じスロットにロードする際には、まずそのスロットをメニューのオプション2を使用し消去する必要があります。

Q: コンソールメニューを使い終わっているのにセンサーボードのLEDが点灯したままなのでしょうか?

A: メニューモード起動中は診断モード中と解釈され、Personalityを実行できないような仕様になっています。メニューモードを終了するには、メニューモードを開始するために押した同じプッシュボタンをもう1度押す(LED消灯)か電源を入れなおす(推奨)かしてください。

Q: アプリのPersonality Listで表示しているのがPersonalityの名前ではなく番号なのはなぜでしょうか?

A: アプリでOdysseyキットのBluetoothアドレスを選択しPersonality Listページを開くとアプリからクラウド上のOdysseyサーバーに対し、Odysseyキット上のPersonality Listから読み込んだPersonality番号とOdyssey Utility Webの情報を突き合わせるリクエストが送られます。よってまずPersonality番号が表示され、それぞれに対しPersonality Nameが割り当てられ表示されます。これには、スマートフォン/タブレットのインターネットの接続および通信状態により数秒かかる場合があります。まずスマートフォン/タブレットのWiFiもしくは3G/4Gの接続が良好であることを確認してください。長くとも10秒以内にPersonality 番号全てにPersonality Nameが割り当たらない場合、Bluetooth選択画面に戻り再度お試しください。社内ネットワークをご使用の場合、Odysseyもしくはスマートフォン/タブレットなどで使用しているポートをファイヤウォールで制限している場合があります。別のインターネット接続を使用するか、社内ネットワークのファイヤウォールで適切なポートを開けて使用するようにしてください。

Q: アプリのPersonality Listで表示されるのが00 00 00 00 のみ、もしくは実際入ってるはずより少ないPersonalityしかないのでしょうか?

A: Odysseyキットを起動直後にアプリと接続した場合、起動サイクル終了前にデータ取得をしている可能性があります。キットの起動後大体5~7秒ほど待っていただくのがベストです。さらにはアプリから出てバックグラウンドから終了し、アプリを再起動してください。

Q: 私のFPGAベースのPersonalityのボタンがロード後少しの間動かないのはなぜでしょうか?

A: FPGAベースのPersonalityが選択されるとOdysseyキットがまずやることはFPGAのロード(プログラミング)で、それが終了後ボタンが使用可能になります。この間何も触らずお待ちいただくことをお勧めします。このプログラミングでは、Sensorボード上のSilicon Labs社EFM32マイコンで実行されるJAM PlayerというソフトウェアによりFPGAファイル(JBCファイル)がJTAGポート経由でFPGAに転送されます。このプロセスは現時点で約12秒必要です。Personalityが選択されるとこのプロセスがリクエストされ、開始まで3秒間動作が止まり、その後JAM Playerがプログラミング開始しLEDが点灯します。12秒後LEDが消灯するとFPGAのプログラミングが終了です。 不揮発性のFPGAファイル(.pofベース)をロードするPersonalityの場合、このロード時間は極端に長くなり、3分ほどかかる場合があります。開発チームは現在このロード時間短縮の作業を続けています。将来のアップデートにて改善版を配布します。

Q: FPGAをプログラムするのにはどれぐらいの時間がかかりますか?

A: .sofファイルを使ったPersonalityの場合、一般的に約12秒です。.pofファイル(不揮発性)を使ったPersonalityの場合は3分ほどかかります。Personalityを選択するとまずFPGAのロードを開始してしまいますので、通常の評価や実験レベルの場合、.sofファイルを使用することをお勧めします。

Q: OdysseyキットのPersonalityスロット11から15にMAX 10 FPGAのデザインを登録できないのはなぜでしょうか?実際登録してみるとゴミデータが見えます。

A: OdyseeyキットにはFlashメモリが搭載され、10個のFPGAベースのPersonalityと5個のFPGAを使用しないPersonalityを収納できる容量を持っています。スロット1~10はFPGA使用のPersonalityに、スロット11~15はFPGA不使用のPersonalityに割り当てられています。もし間違ってスロットを書き換えてしまった場合、コンソールメニューのオプション2を使用し消去してください。詳細はユーザーガイドを参照ください。

Q: USB BlasterをJTAGヘッダに接続しているとPersonalityがうまくボードにロードされないのはなぜでしょう?

A: MAX10ボードではMAX 10デバイスのJTAGピンとJTAGヘッダもしくはSensorボード上のEFM32マイコンと接続するのにアナログスイッチを使用しています。USB BlasterをJTAGヘッダに接続することで、JTAGヘッダの2番ピンがGNDに接続され、これによりアナログスイッチがJTAGピンをJTAGヘッダに接続し、EFM32への接続を切断します。結果的にFPGAを使うPersonalityが選択されてもEFM32マイコンがFPGAをプログラミングすることができずPersonalityのロードが失敗します。Personalityのロードにはまず、USB Blasterを引き抜くようにしてください。JTAGヘッダ経由でFPGAデザインを書き換えたい場合は、Personalityがロードされた後行ってください。

Q: FPGAを使うPersonalityを選択した後センサーボードのLEDが点滅しているのはなぜでしょう?

A: FPGAファイルのプログラミングに失敗し、再試行も失敗に終わったというサインでLEDが点滅します。この場合、FPGAファイルが壊れているか、Personalityスロットに書き込まれていないことが考えられます。PersonalityファイルにJBCファイル(FPGAファイル)がコンソールメニューのオプション5を使用し該当のスロットに正しく書き込まれていることを確認してください。FPGAファイルを含むPersonalityファイルの作成方法についてはユーザーガイドを参照ください。

Q: FPGAのプログラミングファイルを含むPersonalityファイルを作成する方法は?

A: 1つ目の方法は、Odyssey Web UtilityでPersonalityを作成する際「FPGA required」を選択する方法です。UtilityからPersonalityファイルをダウンロード後にコンソールメニューのオプション1使用しPersonalityファイルをロードし、同じスロットにコンソールメニューのオプション5を使って該当するFPGA JBCファイルをロードしてください。

2つ目の方法はFPGA JBCファイルをWeb UtilityからダウンロードしたPersonalityファイルにバイナリエディタを使用し合体し1つのファイルを作る方法です。作成された1つのファイルをコンソールメニューのオプション1でOdysseyキットにロードしてください。詳細はユーザーガイドを参照ください。

Q: FPGAのSOFもしくはPOFファイルをJBCファイルに変換する方法は?

A: これはアルテラのQuartus II開発ツールを使用して変換します。詳細はユーザーガイドを参照ください。

Q: Odysseyキットに含まれるMAX 10ボードを単体のFPGA開発キットとして使用できますか?

A: はい、可能です。ボード上のJTAGヘッダはUSB Blasterと接続できます。電源についてはSensorボードはUSBからの電源を取るモジュールとしても使用できますし、MAX10ボード単体でもブレッドボードなどを使用し外部ピンから電源供給することもできます。電源供給に使える部品のリストについてはユーザーガイドの「Tips and Tricks 」セクションを参照ください。

Sensorボードがあればプリロードされているファームウェアを使うことでUSB Blasterが無くてもFPGAファイルをプログラミング可能です。
通常は.sofファイルをJTAGヘッダからUSB Blasterを使ってプログラミングしますが、この場合sofファイルをJBCファイルに変換し、一般のPersonalityスロットにロード(メニューオプション5)、その後メニューオプション6でFPGAをプログラミングします。

新たなFPGAイメージを試す場合はまずメニューオプション2でPersonalityスロットを消去したあと、Personalityを再度ロード(オプション1)する必要があります。開発プロセスとしては多少手間がかかりますが、USB Blasterを持っていない方でもプログラミングできる手段を提供しています。

Q: Odysseyキットの2つのボードを着脱するにはどうしたらいいですか?

A: ユーザーガイドを参照ください。スペーサー(stand-offs)を外すのにコツがいりますが、丸先のラジオペンチで先をつまんで引っ掛かり部分を外し、穴から押し出す方法が有効です。ワッシャーはボードを動かすうえでは必要ありませんが、2枚のボードをしっかり接続するのに使用されています。スペーサーをクリップするための更なる記述はユーザーガイドのTips & Tricks を参照ください。

Q: キットに使用されているスペーサー、ワッシャーなどのなくしやすい部品はどこで購入できますか?

A: 詳しくはユーザーガイドを参照ください。

Q: Odyssey MAX10キットはArduinoボードと互換性はありますか?

A: MAX10ボードの外部ピンはArduino Nanoとピン配置互換として設計しています。MAX10ボードの上面のシルクで"Arduino Pin 1"の記載をご確認ください。なおリリース時点で互換性のテストは実施していません。またArduinoでは5Vの入力が可能ですが、MAX10では対応できません。

Q: Mpression Odyssey Utilityサイトにアップロードするデータはセキュアでしょうか?企業秘密にかかわるデータはアップロードすべきではないでしょうか?

A: Mpression Odyssey Web Utilityサイトには外部に漏れてはいけない秘密データは置かないように推奨します。これはFPGAファイル、コマンド、その他のテキストを含みます。"Create/Edit Personality"ページで入力されるすべての情報はセキュアに保存されているとは限りません。登録時に入力いただいた個人情報については、一般的にセキュアとされる方法で保管しております。Webサイト自体もHTTPSを使用しWebセッションは暗号化されています。FPGAの設計データを保護したい場合には、コンソールメニューを使用しPersonaliryファイルとは別にFPGAファイルをキットに直接ロードすることをお勧めします。詳細はユーザーガイドを参照ください。

Q: 一度不揮発性のファイル(POF)をOdysseyキットにプログラムした後、電源を入れるたびにそのファイルが立ち上がらないように消去するにはどうしたらいいでしょうか?

A: OdysseyキットのMAX 10 FPGAを消去するには2つの方法があります。USB Blasterケーブルをお持ちの場合、JTAGヘッダに接続し、Quartusプログラマーを使ってMAX 10 FPGAのFlashに書き込まれたファイルを消去することができます。もう一つの方法として、コンソールメニューに入ってオプション6を使用し、不揮発性のFPGAプログラミングファイルを含むスロットを消去ができます。出荷時に書き込まれている「Dual Config FPGA LOAD」のようなPersonalityがこのような場合に該当します。オプション6を実行するとコマンドラインでJAM Playerを起動し、デバイスを消去するオプションを表示します(通常オプション3)。選択し、実行してください。

Q: 約100秒でMAX10 FPGAのデザインが突然消去されたように動作しなくなりました。何が起きているのでしょうか?

A: MAX 10 FPGAの初期のESデバイスはウォッチドッグタイマーがイネーブルされて出荷されています。このウォッチドッグタイマーはMAX 10のデュアルコンフィギュレーション回路の機能で、安全なフィールドアップデートを可能にするものです。しかしこの場合間違ってイネーブルされていることでMAX 10 FPGA内のコンフィギュレーションSRAM消去してしまいます。これを解決するには、不揮発性のFPGAイメージを含むPersonalityをロードしてください(例えば工場出荷時に書かれている"Dual Config FPGA LOAD"など)。別の方法としてUSB Blasterかコンソールメニューを使用してMAX 10のFlashを消去する方法があります。詳細はユーザーガイドか、FPGAを消去する方法について書かれた他のFAQを参照ください。

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